事業再生の現場から

金融円滑化法の後に①

こんばんは!

暫くブログをサボってしまいました。 

しかし今日も寒かったですねぇ。 

ちょっと前まで栃木県北にいましたが、那須連山から吹き下ろす風には雪も混じっていました。

冬将軍再来!ってとこですね。

さて、年末を目前にした落ち着かない雰囲気の中、私はクライアントの社長と一緒に取引先の銀行さまを3行ほど廻って来ました。

用件は、経営改善計画の提出と説明でしたが、目的はズバリ「金融円滑化法」後のリスケ継続です。

順序は逆になってしまいましたが、地理的条件もあって下位のZ行から…。

「過去3年の実績が営業赤字ですから、今期いきなりV字回復できますと豪語する事はできません。その分、実態に基づいた保守的な計画になっていると思います。」

「キャッシュフローは何とかプラス転換しますが、仕入先からの信頼回復が業績改善のポイントでもあり、当社の流動性回復を第一に考えています。従って銀行さんへの返済棚上期間の1年延長をお願いします♪」

「数値について質問したい事があれば、私(村上)宛てに直接連絡頂いても結構ですよ」

と、言いたい放題です。

でも銀行さんが受け入れ易い体裁はきちんと整えてありますよ。

結果、「円滑化法が終了しても、当行としては引き続き取引先の資金繰りを支援するという使命に変わりはありません。最低でも発生金利だけは支払って頂かないと支援はできませんが、何とか支援継続できるよう頑張ります!」

エライ!! Z行ちゃん(でも本当の理由は全額保証協会付貸出だからなのは良ーーく分かっているのだけどね)

さてとっ、次の順番はサブメインのY行さんね。

えーっと、次回に続きますね。



コメント

※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です