事業再生の現場から

V字回復

明けましておめでとうございます。

またブログ再開です。

新年早々、何を話題にして書きだそうか?と考えていましたが、やはり恒例行事となって皆様の関心も高かったであろう“箱根駅伝”にまつわる感想から、今年の戯言を始めようと思います。

さて標題から推し、多くの方が気づかれている事と思いますが、まず讃えたいのは優勝した日体大の頑張りです。

日体大は、昨年の結果が20校中19位でそこから1年後の優勝ですから、まさに「V字回復」の極みでした。

更に同大学の総合優勝は実に30年振りと言う事ですから、本当に大きな事をやってのけた監督、選手の皆さんに大きな拍手が送られるのも当然の事かな、とも思います。

聞くところによると、日体大は昨年に比べて“超高校級のスーパー1年生”とか“外国人留学生”だとかの強力な“新戦力”を補強した訳でもなく、通常のスカウト活動から得た1年生と卒業した4年生を除く旧メンバーで戦ったんだとか。

通常新4年生が主将になるべき所を新3年生のエースを主将に指名し「ショック療法」的な手法を取り入れ、駅伝部の改革に取組もうと謀った別府監督の計がズバリ的中したと言う事なのでしょうか。

しかし、待てよ…。

こういう遣り方って??

私達が経営改善を目指す経営者や企業さんと話し合いを行い、目指すべき方向性を固め、そのために何時、どのような手法で社内改革を進めて行くかetc.を決めて行く時、やっぱり同じような事をやっているんじゃ???

日体大は通常では有り得ない「ショック療法」を取り入れた他、食事や睡眠時間、或いは余暇の過ごし方に至るまで徹底的に「箱根」を意識しつつ、目的達成に向けた高いモチベーションを維持して努力を続けた…

そして、その結果(~o~)

今回の日体大の活躍(V字回復)を見つつ、それに比べて私達も更に頑張らないといかんなぁ、等と想いを馳せる年の始めでした。

 

 



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