事業再生の現場から

経済外交行脚

サービス業に従事されている方は別として、殆どの日本人がGWで浮かれ(or疲れでしょうか(笑))ている最中、政権を担う大臣先生方の多くはこのGW中諸外国への外遊の旅に出られ、私達日本の「国益」のために奔走していたようです。

自民党の得意とする“経済外交”で諸外国との外交関係を円滑にして、来たるべき参議院選挙や次の衆議院選挙においても、盤石な“政権担当能力”を私達国民(or前政権)に示す目的があったのでしょうか。

中でも最も“目立っていた”のは、やはり安部総理でしょうね。

ロシアを皮切りにアラブ首長国連邦・サウジアラビアの中東産油国を二か国、さらに猪瀬都知事の失言で脚光を浴びる事になったトルコを訪問と、精力的な活動をマスコミは報じてました。

外遊前にはエグザイルのコンサートに現れたり、帰国後は東京ドームでの国民栄誉賞の表彰式&始球式に出席したりと、安部総理の目立つパフォーマンスが際立っていました。

きっと首相官邸に詰める広報担当補佐官などのアイディアで、効率的&効果的な“露出”を計算しているのだろうな、などと想像してしまいますが。

ロシアでの各種調印式の様子をTVで見ましたが、民間企業の経営者が安部総理、プーチン大統領の横に次々座って覚書(?)にサインする所を中継公開するなど、今回は100社を超える日本企業が総理の“経済外交”の随行者となっていたようです。

前政権時代になかなか扉の開かなかった諸外国との交易拡大を現政権が本気で取り組んでいるように感じました。

「経済対策なら、やっぱり自民党だ!」と言わんばかりのGW中の外交攻勢だったと思います。

ロシアとは極東・シベリア開発等の経済協定の話より「北方領土問題」の行方を気にしている論調が多かったようでしたが、続くサウジアラビアやトルコでは原発輸出を巡っての協定締結や施工内定等「着実な実績を積み上げて来た」との評価がもっぱらです。

昨日からは国会も再開された由。

日経平均株価も14,000円を超えるなど、フォローの風が吹きまくっている感じの安部政権…。

「好事魔多し」とならないよう(特に安全保障問題でずっこけないで!)私達を導いて貰いたいものです。

 

 



コメント

※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です