事業再生の現場から

ブラック企業

お早うございます。

いきなりの言い訳ですが、昨日は朝から県内各所をドライブ。

雪が降り出しそうな雲行きに焦って移動し続け、ブログを書くに至りませんでしたm(_ _)m

気を取り直して、最近の話題について考えて見たいと思います。

2015年春採用予定者の就活解禁を受け、電車やバスで移動いる際にリクルートスーツに身を固め、就活セミナーや企業説明会に参加されると思われる学生さんの姿が目立って来たように感じます。

ついこの前の新聞では「ブラック企業」と認定(?)された企業が4,000社に上るとの調査結果が報道されたりと、就活生を子に持つ親の心配は尽きません。

ところで近年耳にする事の多い「ブラック企業」ですが、その定義はと言うと「労働者を酷使・選別し、使い捨てにする企業」を指す言葉だそうです。(枝葉の部分でこういうのは?という反問もあると思いますが、概ねそういうことなんでしょうね)

社員を長時間拘束しながら低賃金、中には残業代も認めない、そんな企業をブラック企業と言うんでしょうか。

これから社会人になろうとしている若者が生まれたのは、昭和50年代後半から平成の前半時期でしょうか、いずれにしても日本は世界の経済大国となり、モノは社会に溢れた豊かな時代だったと思います。

両親や家族の愛情を一身に受け、大半の子供たちは幸せな幼年・青年期を過ごし、ようやく20歳前後となって社会に飛び立とうとしているに違いありません。

そういった平穏な時代と環境で育った子供達が、社会人となって初めて出くわす「不条理」や「不合理」。

上司や先輩社員は、それを「組織の論理」と言ったり、「社会人の常識」と言ったりするのでしょうか。

そういった環境に耐えきれず逃げ出したくなって、実際逃げ出してしまう若者も多いのだと思います。

長時間労働に残業不払なんて、はっきり言っちゃえば、日本中のどんな業種でもある話です。

生きるのに精一杯の時代には、「ブラック企業は嫌!」なんて言ってられなかった筈で、国民がそれぞれの立場・役割で今の豊かな日本国を創って来たのだと思います。

労働者の酷使問題も程度の問題で、それは一方の当事者である働く者の意識の問題でもあります。

「頑張らなければ成功は無い」のです。

これから就活に勤しまれる多くの若者には、「ブラック企業」には引っ掛かって貰いたくありませんが、「住めば都」とも言いますし、自分が決断して折角お世話になった企業なのですから、頑張ってみるという選択があっても良いのではないでしょうかね。

オジサンの戯言…。



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