事業再生の現場から

中小企業にも格差拡大の兆し…

お早うございます。

昨日に続き、今日も朝から快晴!

“ピーカン天気”で、こんな日は海を見に出掛けたい処ですが、今月はGWもたっぷり遊んだことだし、今日は真面目に仕事します!(^^)!

 

私は昨日、中部地方にある某金融機関の窓口に行って来ました。

取引先の社長と共に「経営改善計画」を持参して、今後1年間の「資金繰り計画」を説明すると共に、その資金繰りを維持するための「借換資金」と、売上・利益拡大を目指した「設備投資資金」の支援依頼をするためです。

この会社は、誰もが小学校で習う「日本の毛織物産業の集積地」で事業を行っていますが、訪れた金融機関もこの地を地盤とする地方銀行でした。

 

昨年暮れから弊社が関与させて頂いていますが、財務的には課題があるものの、

①社長が発想豊かなアイディアマンで、独自技術を持つメーカーであること

②従業員の平均年齢が30代前半と若く、低賃金ながら一所懸命に働くこと

③低収益要因にはある程度の確度を持った仮説が立ち、改善策も立案可能と思われること、そんな理由もあって、この会社を訪問することが私自身も楽しく、今回決算締め上げを機会に「経営改善計画」を策定し、メイン行の理解を得るべく同行させて貰ったのです。

 

借入水準がこの数年漸増傾向にあり且つ高留りしていること、メイン行への依存率(シェア)が90%(他には政策公庫のみ)以上と丸抱え状態であることから、メイン行の同社に対する対応が「最近とみに厳しい」という実感を社長は持っています。

(まぁ、そういうことなので弊社にオファーが来たのですが…)

でも前述したとおり、私はこの会社に凄く「魅力」を感じています。

昨年暮れからコンサルに入って、即取引先との受注単価交渉をして貰いました。結果、ほぼほぼ80%以上の確率で値上げを認めていただき、決算まで残り3か月の大量受注と相俟って、それまでの赤字が1,000万円を超える営業黒字化を達成することができたのでした。

あららっ、久々力が入って(笑)

本題に行けませんでしたね。

そんな訳で、昨日は遠隔地出張でしたが、続きは次回ということで…。

 

 



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