事業再生の現場から

太陽光発電所が心配…

お早うございます。

台風10号…迷走を続けていましたが、ただ今茨城県沖を北に向かって進行中ということで、今日の午後には東北地方に上陸する見込みです。

あと半日くらい我慢すれば、“台風一過”の青空が戻ると予報されていますが、これから数時間~数十時間、関東・東北地方では強風の影響も受けそうです。

 

TVニュースでは、福島第一原発の汚染水が海に流れ出す懸念を伝えていますが、私は同じ発電施設でも、福島原発事故の後に「林立」した太陽光発電施設の方が心配です。

山間の山林を切土した場所などは、大雨で土砂崩れが起きて太陽光発電用のパネルが流出する危険性があると思いますが、土砂災害の場合、太陽光設備が流出したところで民家や人に対する被害は、ある程度限定されるリスクだと思うのでさほど心配は要らないでしょう。

 

問題は風です。

台風接近に伴い、風速30m級の大風が太陽光発電所を襲ったらどうなるでしょう。

北関東では北部に向かって徐々に高度が増す土地が多いので、南面を向いた太陽光発電用パネルは、南から北に向かって段々と高地になっている土地を活用して配置している形状が多いようです。

もちろん太陽光発電所を開業するにあたって、きちんと平坦な土地に整地してパネルを設置している箇所も多いのですが、その場合でも発電所施設南側の土地は、施設より低地になっている(或いは平坦な土地が続いている)場所が多いと思います。

太陽光パネルがどれだけ強固に地面に設置されているか分かりませんが、場所によっては「あれっ?」と思うような簡便な方法で設置されていると思わざるを得ない場所もあるような気がしてなりません(あくまで私の素人目ですが…)。

ここに勢力の衰えない台風から強烈な南風が吹き込んだら…

 

以前風に吹き上げられた太陽光パネルが、「手裏剣」のように民家に突き刺さった衝撃的な映像をTVで見かけました。

この民家で怪我人が出たかどうかまでは知りませんが、確かに強風に吹き上げられた太陽光パネルは人体にとっては「凶器」となり得る物体です。

 

台風が何事もなく去ってくれれば良いのですが、環境に優しい「再生可能自然エネルギー」活用を目指して勢い良く活用が始まった太陽光発電に戸惑うなんて…

なんて皮肉な結果なんだろうと考えるのは私だけでしょうか?(((^^;)



コメント

※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です