事業再生の現場から

資金調達に四苦八苦…②

前回に続き…

弊社の資金調達については、銀行さんの来訪が続き、そのうち色よい返事でもあれば…と「待ちの姿勢」で良いのですが、取引先に関してはそんな訳にも行きません。

言わば「企業の生死を左右する」資金の問題であり、確実に資金調達窓口(銀行担当)との話を詰めておかなければなりません。

 

今日の午後は、取引先の社長と一緒に銀行を廻り、借換資金の打診をしていました。

この会社は事業で生み出す収益に対して毎月の融資金返済が重く、年度途中で「ニューマネー」を入れて貰えないと、たちまち資金不足に陥ってしまいます。

リスケ(返済条件の変更)も検討すべきひとつの手段ではありますが、今まで取引銀行の支援により、複数行から資金不足に陥る前に「真水=ニューマネー」を入れていただき、リスケを回避して来たのです。

借入金は漸増傾向にありますが、売上増に伴う増加運転資金需要もあり、赤字累積による資金需要とばかりは判断できません。

その辺りは、ただいま製作中の「経営改善計画」の中で分析・対策案を提示する事になります。

年末から「改善計画策定」を担保に、借換資金需要に応じていただいた経緯もあり、「実態に即した」「実現可能性の高い」「合理的な」計画を金融団に示す必要があるのです。

 

今日面談した金融機関は、それぞれ良い反応でした!(^^)!

たぶんこちらの要望に応えてくれると思います。

 

と言う訳で、もう少し仕事をして行きます。

説明の日時が迫っていて…(汗っ)

大事な取引先の資金繰り…疎かにできませんから。

 

 



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