事業再生の現場から

ある日突然40億円の借金を背負う…

お早うございます。

外は曇天模様ですが、今朝の宇都宮は暖かい!(^^)!

少しずつ春は確実に近づいて来ています。

 

先々週、あるお客さまから「村上さん、オモシロイ本があります!」と紹介され、貸していただいた本があります。

タイトルは「ある日突然40億円の借金を背負う___ それでも人生はなんとかなる。」湯澤剛氏著です。

2015年8月が初版刊行で、第三刷まで行ってますから、私とほぼ同時期に出版した本でありながら、こちらは「売れている本」、弊著とは“月とスッポン”です(笑)

 

この著者は、キリン麦酒に勤務していたエリートサラリーマンだったようですが、ご実家の父上が亡くなった事で家業(飲食業など手広く事業を経営しているようです)に関わる借金を相続、その後の奮闘記を出版された形になっています。

エリートサラリーマンから、社長とは言え、中小企業の経営者になって、生活や周りの環境が一変した事

父親の急死で、あれよあれよと言う前に、望むと望まないとに関わらず、“外堀を埋められるように”社長に就任させられ、“当たり前のように”返せるアテもない40億円の借金の保証人に「駆り立てられていく」様は、経験者で無ければ語れないであろう心情が、事細やかに綴られています。

なるほど、読んでいてオモシロイ

お客さまが私にお薦めしてくださる訳だ、納得。

 

特に40億円の借金を返済して行く中で、地元信用金庫に温かく支えられ今でも感謝の気持ちでいる事、他方某メガバンクからは、常に厳しい視線を浴びせられ苦労した事などを赤裸々に告白しています。

だからと言って、私からは決して「信金=エライ、メガ=ダメ」とはならないのですが、それでも読者からは共感を受け易いのでしょう。

昔から庶民の味方は義賊、権威・権力を振りかざすお代官さまは「悪」と相場が決まっていますからね(笑)

 

またオモシロイ本があったら、このブログでも紹介させていただきますm(_ _)m

 

 

 



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