事業再生の現場から

「うかるぞ宅建」・週刊住宅新聞社の倒産

このところ事務所に戻って一息ついてからのブログ更新が増えています。

ホントは朝のうち、まだ頭の冴えている?時に書いた方が、良いモノが書けるのでしょうけど…

 

昨日は、知人の若手経営者・G社長の事務所で、1時間くらい雑談する(油を売ってるとも言いますが)機会がありました。

G氏は、父上から引き継いだ本業に忙しく従事する中、副業(次の収益の柱とすべく)として不動産業への進出も検討中と言います。

不動産業と言えば、弊社も曲がりなりにも(なんちゃって)宅建業者ですし、私もいちおうは宅建主任者(今は宅建士っていうんですか…どうも主任者の方が馴染みがあってゴロも良いんですがね)の端くれですから、G氏とすれば、色々と業界の事を聞きたかったんだと思います。

まぁ、聞く相手が間違ってますけどね(笑)

 

それで宅建の試験をどうするか?という話になった時に、「うかるぞ宅建」や「うかるぞ社労士」など「うかるぞ」シリーズで有名な週刊住宅新聞社の倒産が話題になったのです。

同社は去る5月1日に事業を停止し、今後、自己破産を申し立てる準備に入ったと言います。

世間に知れた「うかるぞ」シリーズを何とか生かすため、M&Aを模索したとも報道されていますが、最終的には「事業再生」を諦め、法的に清算する事を選択するような事が書かれていました。

 

出版不況と言われて久しく、最近では「週刊少年ジャンプ」の発行部数が最盛期の1/3まで落ち込み、200万部を切った事も話題となりましたが、宅建受験者を支えて来た「うかるぞ宅建」の発行元の倒産に、正直驚きました。

負債総額は明らかになっていないようですが、有名銘柄だけに相応の債権額を持つ業界関係者もいるでしょうし、今後の動向に注視が必要だと思います。

 



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