事業再生の現場から

好調な任天堂の株価

任天堂の株価が、好調を維持している。

今のところ、株価(=1株)40,000円を前にして足踏みが続いているが、昨年の「ポケモンGO」相場前の水準に比べると、株価は2.5倍前後で推移しているから驚きだ。

昨年の「ポケモンGO」に続き、同社の株価を牽引しているのは「ニンテンドー・スイッチ」の人気だと言う。

任天堂が久々にリリースした家庭用ゲーム機「ニンテンドー・スイッチ」は、注文に生産が追い付かず、今も店頭では予約受付が続いているそうだ。

 

円安にフレている為替の好影響も株価に影響しているに違いないが、「本業」の好調さが株の「買い方」の安心感を誘っているという見方が一般的のようなのだ。

7/26昨日発表された同社の2018年度第一四半期決算でも、業績の好転が裏付けられている。

第一四半期の営業損益は162億円の黒字だったと言い、55億円の営業赤字に苦しんでいた昨年同時期と比べると、同社の業績改善ぐあいが良く分かります。

今期の業績大幅回復と増配などを期待する買い手の存在が、任天堂株価を支える大きな力になっているようです。

 

このようにモノ作りに創意工夫を凝らす「製造業者」には、魅力がいっぱいあります。私見ですが…

創意工夫を凝らした製品の登場が、社を隆盛に導いたり、苦境からの一発逆転劇を醸し出したりした例は、枚挙に暇がありません。

「可能性」という点では、製造業は非常に魅力的な業種だと思うのです。

 

任天堂は確かに大企業で、ヒト・モノ・カネ(人材・設備・資金力)、いずれも中小企業とは桁違いの力を持っています。

でも「創意工夫」と「市場にチャレンジするモチベーション」は、大企業も中小企業も個人、いずれも大した違いはありません。

 

そういう意欲に溢れた経営者と一緒にビジネスについて語り合いたいと切望する今日この頃…

さて出掛けて来ます!(^^)!



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