事業再生の現場から

少子化が中小企業に及ぼす影響①

師走入りをしたので、栃木県内では、いつ雪が降ってもおかしくありません。

営業車の「足回り」も気になる所でしたので、今朝・朝イチで、馴染みの自動車整備工場に駆け込んで来ました。

昨日のうちに冬用タイヤをトランクに積み込み、準備万端(皆が焦ってガソリンスタンド等々が大混雑する前に)タイヤ交換に出ようと思ってエンジンを掛けようと試みたら…

バッテリーが上がっちゃったようで…

キュルキュルキュルキュル…何度やってもエンジンに点火しません。

霜が降りて凄い寒い中でしたが、20分くらい格闘して、何とか家を出る事ができました(((^^;

 

それで、朝8:00過ぎに修理工場に飛び込み、バッテリー交換とタイヤ交換、ついでにエンジンオイル交換をして貰って来たのです。

お陰様で、バッテリー&オイル交換が良かったのでしょう、それから私の営業車「ノート君」は絶好調です!(^^)!

 

作業をしていただいている間、馴染みの奥さま(会長夫人、社長は会長夫妻の長男で経営は承継済)とコーヒーを頂戴しながらお茶のみ話なんぞを…

「少子化や若者のクルマ離れで、整備工場もどんどん潰れて行くわよ。息子にも言ってるんだけど、あと15年も経ったら、工場を閉めて良いから… この工場を解体して造成業者にでも売っちゃいなさい、それで老後の資金を手に入れて暮らしなさいって。当然、孫になんて(経営を)継がせるなんて考えちゃ駄目よってさ(笑)」奥さまは仰います。

「クルマ離れって言っても、宇都宮なんかじゃ実際、車がないと何処にも移動できないし、都心部だけの話なんじゃないですか? 田舎は、まだまだ車の需要が多いでしょ、特に北関東なんかは?」と私

「子供の数が減っていて、高校卒業して就職する絶対数が減ってるのよ、それに進学して地元に戻って来る子は少数派、殆どは東京とか大都市周辺で就職して田舎に戻って来ないし…。それにアイサイトみたいな装置が着いたお蔭で、車の接触事故がもの凄く減ってる訳…、ハイブリッド車の修理も(正規)ディーラーじゃないと手に負えない部分もあって、とにかく修理工場泣かせの状態が続いているのよ」

 

なるほど、少子化に加えて技術の進歩が、従来のサービス(需要)を劇的に変化させているのか…

色々な人から色んな情報を得ていないと、ダメよね。

そう思った一日でした。

 



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