事業再生の現場から

はれのひ社長の言い訳…

久し振りにブログを更新します。

年末から1か月以上も記事をアップしていなかったので、改めてPCに向かうと「何を書こうか??」迷ってしまいますが、“本能の趣くまま”行きたいと思います。

 

成人式の直前に「予約した振袖が届かない…」と、社会問題に近いくらいの反応があった「はれのひ社長の逃亡劇」でしたが、先週末に「経営会社の破綻(破産)決定」という、ある意味「節目」を迎えたこの問題に動きがありました。

利用者や世間から「逃亡」したことで「説明責任」を放棄したと批判の大きかった同社・篠崎社長が、記者会見に応じ破綻に至った経緯や、問題となった成人式当日前後のご自身の行動について釈明したのです。

 

釈明会見ですから、内容については触れる必要はないと思いますが、とても「爽やか」とは言えない印象が残りました。

苦杯を舐めさせられたと感じている利用者の憤懣は如何ばかりでしょう…

「雲隠れ」から一転、債権者や利用者に向けて「説明」に向き合うことで、その勇気と気概を称賛する報道関係者が一人くらい居てもよさそうな気がするのですが、週が明けても、篠崎社長の記者会見での説明について「虚偽ではないか」的報道が相次ぎ、篠崎氏に対するバッシングはやむ気配がありません。

大手企業による偽装問題など今までにもあった事ですが、不祥事を起こしたときの対応を間違えると、消費者や国民の反発に遭い、最悪事業が破綻してしまう場合もあります。

「はれのひ」は、既に法的破綻を自ら選択しているので、記者会見後の悪評が経営会社の先行きに影響もなにも…とはならないですけどね。

せっかく勇気を出してマスコミの前に出て来るというリスクを取った割には、「男を上げる」結果とならなかったような印象の記者会見だったように思います。

 

まぁ釈明も何も、やった「結果」があれ(晴れの日を望んだ若者の落胆と雲隠れ)では、「男を上げる」も何も無かったのかも知れませんけど。



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