@佐藤の事業再生徒然日誌

心変わり

気持ちが変われば業績も変わる。

今年の夏の終わり頃紹介されたクライアント、

破産を考えているのだけど、事業だけは子供に残したいとの相談であった。

話を聞いてみると、どうも良く話の論点が噛み合わない。

仕事は増えているし、資金繰りも順調、でも借金が多くて将来的に完済する見込みはない。

よくよく聞いてみると「返済できない=犯罪」というような意識でいるような。

その会社の経理担当者が毎日言い続けているうちに、その社長それを信じてしまったような。

経理担当者も悪意があってのことではなさそうだが、

社長が思いつめるほど繰り返し言い続けていれば、それが真実に聞こえてしまうのだろう。

幸い、数度の説得でようやく破産することを翻意、破産申請の一週間前で瀬戸際のタイミングであった。

その社長「今にして思えば洗脳されていたようだ」との弁。

つくづく、人の心の危うさ、脆さを感じた出来事であった。

 



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