@佐藤の事業再生徒然日誌

気は心

事業再生といっても、中小企業は社長のモチベーション次第。

要は「気は心」である。

 

ある会社、数年前に銀行から最後通達を受け取り、弊社に駆け込んで来た。

既に長年にわたってリスケをしていたのだが、どうにも業績が振るわず元金返済が開始できない。

業を煮やしたメイン行が、とうとう最後通告=サービサーへの債権譲渡を言い渡してきた。

その社長、最初は「会社の終焉」を覚悟し、なんとか銀行への橋渡しを期待したのだが、

分析してみると、銀行への利払い負担で資金繰りが逼迫状態。

ならばいっそ「銀行なしで会社を続けましょう」との私の提案に乗ってくれた。

あれから2年、久し振りに会った社長の顔は「元気ハツラツ」。

理由は銀行が頼りにならないとわかった瞬間「仕事しか自分に残された道がない」と決意。

その後開業以来の本気さで営業していると、仕事がドンドン増えて資金繰りも楽になった。

お客は「社長が元気な顔を見せる」ことで、なんでも仕事を出したくなってしまうとのこと。

今その会社、本気で再生の準備にかかっている。

元気な社長には元気な仕事。

仕事が増えれば「ダメになる会社」はない!!

コスト0の企業再生、ただ気持ちを入れ替えただけなのだが、これが中小企業の再生なのだろう。



コメント

  1. のり より:

    企業再生と聞くと、色々な数字を分析して、あれやこれやとデーターにしてと頭に浮かびますが、「気は心」なによりわかりやすく単純なことに、企業再生と言う言葉が身近に感じました。
    難しいことをわかりやすく!いい感じです!

    • 佐藤 正人 より:

      コメントありがとうございます。
      夜の静寂で再生のお話ができるなんて、素敵な夜でした。
      またお会いできると良いですね。

      • のり より:

        私にも解りやすく、興味深いお話しありがとうございました。
        また、お話し聞かせて下さい。
        楽しみにしています。

※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です