@佐藤の事業再生徒然日誌

非情のマーケット

どんなに真面目に経営に取り組んでも、どんなに一生懸命コストダウンに励んでも、乗り越えられない壁もある。

日々の変化は小さく、日常では目に見えない変わりようなのだが、10年という年月には大きな社会変化となって現れてくる。

そのことに気づく人は少なく、もし気が付いていても、自社製品が「衰退一方のマーケット」に属しているとは認めがたい。

しかしマーケットは残酷、栄枯盛衰は数値として現れてくる。

20年前には隆盛を極めたその会社も、ここ3年は赤字続き、そろそろ蓄えもなくなってきた。

様々な手段を駆使し、時間を稼ぎ、その間に根本的な経営の立て直しを模索するのだが、縮みゆくマーケットの前ではどんな努力も徒労となることも多い。

 

こんな時、いつも「レコード針」の話を思い出してしまう。

隆盛を極め、高収益企業として一世を風靡したメーカーもCDプレーヤーの出現により「ホンの短期間」でほとんどメーカーが倒産してしまった。

その特殊さ、ニッチさゆえの高収益は「マーケット変化」には極めて弱いことの事例として引き合いに出されることが多い。

その会社もそうならないと良いのだが・・・・

 

 



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