お知らせ
2009年9月29日
G社のケース
| 業種 |
食料品卸売業 |
| 年商規模 |
120百万円 |
| 従業員数 |
家族経営 |
問題点
- 年商とほぼ同程度の金融債務を保有するも、商売は年々縮小中5年連続のキャッシュアウト企業。
- 取引金融機関の貸出債権がサービサーへ売却された他、保証協会貸出は代位弁済され、再生に向けた銀行の協力は不可能。
解決までの流れ
- 取引銀行から「貸出債権がサービサーに売却される」と通告された時点で弊社に相談がありました。事業継続の可否を当社と重ねた結果、経営者の長男を後継者として、事業の継続を目指す事になりました。
- 併せて、サービサーに債権譲渡される前に、借入金の担保に差し入れていた自宅の買戻を第一優先課題として、再生に取り組みます。メイン銀行の協力もあって、自宅買戻については、弊社が紹介した資金提供者からの資金調達も円滑に進み、親類に依頼して時価(担保設定金額や借入残高に関係なく、現在の割安な水準の価格)で、解決することができました。
- 事業継続については、リーマンショック以降の景気底冷えで、更なる売上減少(取引先の廃業 etc)が予想を上回る速さで進んだ事で、当社のテーマは、「如何に取引先に迷惑を掛けないで、事業を整理していくか」に変わって行きました。
- 幸いな事に、当社は大手商社に対して一千百万円近い営業保証金を有していたことから、商社に対する買掛金を徐々に絞込み、最終的にはこの営業保証金等を手元資金として、他の取引業者に対する「買掛金負債」を全額弁済することができました。
- 経営者夫妻が望んでいた「取引業者に迷惑を掛けない」整理が可能になったところで、当社は事業を停止し、後事を弁護士に相談することにしました。
- 後継者予定の長男は、同業他社の経営者に、その清新さと誠実さを見込まれ、同業者に就職する事になりました。年金さえも会社につぎ込みながら事業を続けてきた、元経営者からは「夢のようだ」と感謝されています。
