挫折

秋葉原の連続殺傷事件、

犯人は「有名な受験校」で挫折を経験し人生を見失った、という記事。

年頃の子を持つ親として、なんだか不安な記事である。

返って、我が家の長男、今年「有名な受験校」に無事合格し、

その後よほど気が抜けたのか、遊び呆けていた。

そして５月の中間テスト（と今も言うのだろうか？）の成績が立派。

順位○○○番。

あれ、一学年の生徒数は何人？

見事に「ほぼ最下位」。

勿論、人間の努力を順番で決めるのはナンセンスなのだが、それにしても「サボったもの」だ。

現時点で、しっかり「落ちこぼれ」決定。

いくらなんでも努力不足だろう、

ヒステリックになっている母親をなだめるためにも、

そこで彼を呼んで聞いてみた。

彼曰く

「大丈夫、これから成績は上がる一方だ」

（その通り、これ以上は下がりようがない）

「まわり中、頭の良い奴ばかりで、教えてくれる人に事欠かないよ」

というとってもポジティブな回答。

（遺伝かな？）

人からみれば彼の成績は挫折なのだろうが、要は気の持ちよう。

ピンチは「経験」と「チャンス」を掴む絶好の機会。

そう思っていれば、挫折もしないか？

友達も多く一年中遊びまくりの彼。

妬んだり、僻んだりしなければ、またよし。

元気にまっすぐ、「すこーしは勉強」して育って欲しいものだ。