実質債務超過とは

実質債務超過とは

企業の財務諸表(貸借対照表)を一見すると資産超過(債務超過でない状態)になっていても、在庫や貸付金、所有不動産や投資勘定等に不良債権が隠れているケースがあります。

融資先から決算書を徴求した金融機関は、それらを想定して貸借対照表上の資産を「時価換算」したうえで取引先の自己資本を評価していますが、表面上の自己資本がプラスでありつつ時価換算後の実質的な自己資本がマイナスになっている状態を実質債務超過と言います。

金融機関の融資実務上の取扱・取組は、債務超過と同様になります。


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