事業再生の現場から

国選弁護人

昨日は、勉強会に参加させていただいている都内某弁護士事務所の「新春セミナー&新年会」に参加して来ました。

約1時間のセミナーを終え、お待ちかねの「新年会」です。

日本を代表する著名ビルの会員ルームで行われたパーティに参加するのは、これで二度目。

会場のあちこちで、名刺交換やら談笑の華が咲いています。

私は面識ある同事務所の所属弁護士さんと、再開を歓び談笑しました。

 

「センセイ、お正月は田舎に帰って、のんびりと過ごされました?」と私。

「いやぁ~、この正月は結構忙しくて、田舎には帰らなかったんですよ」と、件の若手弁護士センセイは仰います。

「仕事がいっぱいで景気良くてイイですね!! その調子で優良顧客掴んで、独立しちゃえば!(^^)!」私も提灯つけて、話を続けます。

「忙しいのは、コクセン(国選弁護人)を引き受けちゃったからなんですよ。その対応で年末年始が結構忙しかったんですよ(笑)」

「コクセンって、刑事事件で国が被告に付ける、アレですか? そうかぁ、事件記録の読み込みとかで時間が掛りそうですよね」

「ボランティアみたいなもんですが、法テラスみたいな組織から“割り当て”があって、渋々ですよ。たぶん刑事事件の80~90%はコクセンなんじゃないかなぁ…」

「へぇーっ、そうなんですか。でも若手弁護士も仕事が無いからって、コンセン専門で、逆に積極的に受け入れているっても聞きますけど…」私がお尋ねします。

「まぁ、コクセン専門でも、普通のサラリーマンくらいには喰って行けると思いますよ。ただ、被害者との示談交渉などで、結構出掛けたりする時間が必要だったり、結構大変なんです。基本被告側の弁護人ですから、被害者側の指定する日時に合わせる必要がありますしネ。シセン(私選)だったら、(事件の)その後(のビジネス)に繋がるケースもあるんで、こちらも気合を入れて弁護したりするんですがね(笑)」

ははぁ、なるほどね。

でも国選弁護人の弁護費用って、誰が負担するんだろう???

後日被告に請求したりするんだろうか?

ネットで調べてみようかなぁ…。

 

 

 



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