事業再生の現場から

地方の地価もバブル気味!?

嵐の前の静けさなのでしょうか?

今日は朝から結構な量の雨が降りました。

だけどこれから夜半にかけて、関東地方特に沿岸部では、強風が吹き荒れるとの予報です。宇都宮は満開になって日も浅いので、何とか今夜の風雨には耐えられると思いますが、都心部の桜は「葉桜」になってしまうかも知れませんね(((^^;)

 

今日は何年か振りで、地元で「不動産鑑定事務所」を開いている鑑定士のセンセイと打ち合わせをして来ました。

不動産売買に伴って債権者向けの「配当表」を作るのに、不動産単体毎の評価をする必要があるのです。総体価格は決まったのですが、ひとつひとつの物件毎に「抵当権者」が違うので、資格を持つ「専門家」の知見が必要になるのです。

数年前は、年間に相当数この鑑定士さんの事務所に通ったものですが、最近はトンとご無沙汰でした。不動産売却等のリストラ案件が、少なくなった証でもあるのでしょうけど…。

 

と言う訳で久々に件のセンセイと情報交換をしたのですが、最近、この県下でも不動産取引が活発に行われていると言うことでした。

特に「アパート」や「一棟立てマンション」など、投資対象物件となる収益物件の引き合いが凄いそうなのです。

物件を物色しているのは、やはり東京方面からの業者だそうで、物件価格の適正水準を測るため「鑑定評価」をお願いされることが、最近は多いのだとか。

「この辺り(栃木県)の感覚では、投資物件は最低10~12%くらい無いと…と評価するんだが、東京感覚では、投資利回りは5~6%あたりなんだね、つまり物件価格が彼らの常識からすると安すぎる感覚なんだわ…」とセンセイ。「もう少し高めに評価してくださいよ」とも言われるんだよ、買い手側から(笑)

「投資ファンドなんかは資金を集めちゃってる以上、物件を取得しない訳には行きませんからね…。出口はどうあれ、投資して予想利回り通り5%くらいで(投資利回りが)回れば、後の事なんて気にしないんでしょうしね」と私。

 

いずれにしても東京資本の参入で、不動産の中でも、投資物件の価格はうなぎ登りのようです。

市中金利の低下に不動産価格の先高観…

この道はいつか来た道…

 

 

 



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