事業再生の現場から

関学VS日大 場外乱闘の行方②

連日TVやスポーツ誌を賑わしている表題ですが、タックルを受けて怪我をした選手の父親が記者会見をしたのに続いて、昨日はタックルした選手本人が「実名」で記者会見を開いたと報道されました。

当事者である選手本人の口からは「監督コーチからの指示」を強く感じさせる「具体的」且つ「臨場感のある」発言がなされましたが、当の日大からは「アメフト部首脳陣と選手との意思疎通の齟齬」を残念がる発言はあっても、相変わらず首脳陣の「指示」があったかどうかには踏み込んだ発言は無く、責任の所在がハッキリしない展開が続いています。

 

先日、日大体育会OBと仰る某社長とこの話題に及んだ時、この社長は次のようなことを仰っていました。

「(来年)日大130周年事業だか何だか知らないが、いちおう卒業しても母校愛はあるからさ、それなりの事業ができてるからそらまぁ寄付をよこせと言われりゃあ協力もするよ!」

「だけどさぁ、ありゃなんだい!! カッコ悪いったらないよ(>_<) 社員の中でも俺が日大出身って知ってる奴がいてさぁ、“社長は男らしいッスけど、日大ったら何なんスかねぇ”なんてコスられるし…、アメフト部の監督って(日大)本部のエライさんらしいけど、クビにすりぁ良いんじゃないの、クビに!! 何事かあった時、責任取れる人がいなけりゃ組織なんてガタガタになっちゃうって。俺なんか、恥ずかしくって“日大出身”なんてとても言えないもの… 今回の騒動でまったく株を落としたよなぁ我が母校もさぁ」

因みに日本国内で「社長」と言われる人達の出身高で一番多いのが「日本大学」だそうです。

 

被害者の両親は、事実関係の究明を望み、警察に被害届を提出した旨の報道もありました。

これだけ報道が続くと、来年130周年事業を控える日本大学にとっての「ネガティブキャンペーン」的要素だけが皆の記憶に残ってしまうのではないかと心配です。

たぶん全国津々浦々に暮らしている「日大」に愛着を持っている人達にも…

 

 

 



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