この国の在りよう

「龍馬伝」を見た。


昨晩は山内容堂に対して大政奉還を迫るくだりである。

福山さんの熱演もすばらしかったが、

驚くべきはその時代に「旧体制」の守護者である大名に対し、

龍馬が「すべての既得権を捨てる」よう身分を超えて説得したという事実である。

日本の将来を憂い、生命を賭して説得したということである。


果たして今、同じこと、同じ思いがあるのだろうか?


我々も一日本人として将来を憂う気持ちはある。

次の世代に、今の日本を引継がせて良いのかという思いはある。

しかし、私は本当に行動しているのだろうか。

その憂い、その思いが「真」のものであれば、

必ず行動となるのではないか?


現政権を批判するのは良い。

しかし、その先にある行動こそが「時代」を超える鍵なのだ。


「行動不足」「志不足」、そう言われた夜であった。



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