赤字企業の割合

先日情報会社の記事で見つけたこと。

その会社の決算状況の取りまとめによると、

北関東の企業の約3/4(75%)が赤字である。

その上、建設業などでみられる「粉飾による黒字」を考慮すると、

実態の赤字の割合は80%以上とみるべきだ。


経済学でいう企業は「営利」を目的とした団体である。

3/4が赤字ということは、それだけ企業という「器」が機能していない証拠なのだろう。

その原因はいったい何なのだろうか?

「不景気」「経済全体の構造変化」「マーケットの年齢構成変化」・・・・

原因は様々考えられるが、どれも部分的、一過性である。

そもそも「企業」や「株主資本主義」自体に問題があるのではないだろうか。


株式会社というものが発明されて既に400年以上。

もちろん、その間に様々な変化、ルール改正、改革が行われ、

時代に、あるいはその時のマーケットに合った工夫がなされてきた。

しかし根本的な仕組みそのものは、今も変えることなく続いている。

その根本的仕組みそのものが、そろそろ古びてきたのでは・・・・


と言って、今私に何か「案」があるわけでもない。

「人が幸福を目指すための仕組み」

それをもう一度考え直す「時」なのかもしれない。


赤字企業の割合、

数値はそんな思いを起こさせるのに十分なものだった。




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