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来年度の概算要求予算は143兆円…

少し前のニュースですが、新年まで4か月を切ったこのタイミングで、新年度(2027年4月~)の予算編成に向けて各省庁から提出された概算要求額が出揃ったとの報道がありました。
合計額は143兆円に上るそうです。

少し前に「国家予算 100兆円超え!!」で大きなニュースになったかと思いきや、既に100兆円超えの予算編成は「あ・た・り・ま・え」になってしまいました。

ここから年末の大臣折衝に向けて各省庁と財務省のせめぎあいが続くのでしょうが、何せ総理官邸は「強く豊かなニッポン復活」を標榜して政権を維持しているだけに、“官庁の中の官庁”と呼ばれる財務省としても、財源問題は後ろ倒しにしてとにかく「投資だ」とする勢力に抗し兼ねる事態が予想されます。

その辺りを先読みしての長期金利上昇(国債価格の下落)なのかと思いますし…

ところで143兆円と景気の良い金額ですが、このうち国債に関連する予算は36.6兆円だと云うことです。

国債元本の償還(返済)が約20兆円、残り16.6兆円が利払い費用だそうですが、気が遠くなりそうな途方もない金額であることは確かです。

因みに今年6月時点での日本国債の発行残高は1,346兆円だそうで、今年度末には1,492兆円になる見込みだとAIセンセイが教えてくださいました。

来年度の国債利払い費は、今年度予算より利上げ分を考慮して5兆円強も引き上げられたそうです。

この記事を読んでくださる方は、これらの数字をどう読み取られますかね?

国家予算を論じる時に、よく家計と比較されて論じられることはご存知かと思います。

現在進行している2026年度予算で想定している税収は約84兆円、歳出予算は122兆円で予算を編成しているそうです。

来年度も歳出が歳入(税収等)を上回るのは確実で、不足分は「赤字国債」で補填する予算となるでしょう。

家計も毎年赤字が続けば、資金調達に協力してくれるスポンサーも手を引き、いずれ破綻することになります。

国の場合、赤字国債を刷(発行す)れば、今のところは「金利が安くて嫌だよ」「ちゃんと期日償還してくれるよな」という意見はあるにしても、何とか引き受けてくれる投資家が未だいる、と云う状況が続いているだけ、そんな感じで私は見ています。

赤字国債残高が早晩1,500兆円を超えようとする中、年間償還(返済)金額が20兆円足らず(これでも国民の力からすれば精一杯)では完済まで75年…

この状況を知っていて減税って判断はあるのでしょうか? ね?


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