保証人

事業資金借入の保証人問題は、残酷な結果となる場合が多い。


ある事例では・・・


20数年前に兄弟が事業をはじめるにあたり、

金融機関から連帯保証人になることを求められ、つい印を押してしまった。


その後、兄弟に行っている事業は徐々に悪化、

ついには債権回収業者(サービサー)へ債権ごと譲渡されてしまった。

保証人は普通のサラリーマンであり、

兄弟に事業はうまくいっているものだとばかり思っていたが、

ある日突然、サービサーより保証債務の履行を迫られた。


その保証人、

結果として「退職金」と「自宅」を保証債務の履行のために提供したのだが、

その後の生活を考えると不安が残るばかりである。


親の遺言で保証人にはなれない!!なんて話は多い。

しかし親族、特に親兄弟から支援を求められて断れる人は「世の中」に多くない。


金融や再生に関わるものとして、いつかこんな話が無くなる日が来ることを祈るばかりである。






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