事業再生の現場から

政策の季節

日米首脳会談を終えて、安倍首相が帰国しました。

週末を利用しての東京-ワシントン往復でしたが、日本の首相が「機動的」に外国首脳と交歓する姿を見ると、外交・内政で停滞していた前政権と比較してその鮮やかさが際立つような気がしますね。

具体的に大した成果を上げた訳ではないでしょうが、ホワイトハウスの暖炉を前にして、両首脳がその親密さを世界にアピールする姿を見せるのは、政治的には大きな意味がある筈で、日本人としては中国・韓国との関係がギクシャクする中、ちょっとホッとできるような安堵感を感じました。

内閣支持率が上昇しているのも、その辺りに要因がありそうな気がします。

安倍総理は、今回の訪米で「TPP交渉への参加」と「普天間飛行場の辺野古移設」を約束して来たとか。

どちらも長年結論が出せない問題だけに、国内意見の妥結まで相当な御苦労があると思いますが、是非成果を見せて頂きたいと思います。

TPPは「個別要素」に問題があるとしても、貿易立国で国富を積み上げざるを得ない我が国としては、基本加盟せざるを得ないと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

それから、今朝の新聞で「日銀総裁にアジア開発銀行総裁の黒田氏」との見出しが踊っていましたが、日銀総裁人事も今週の国会で審議されるようです。

“アベノミクス”と称される現政権の経済財政政策のうち、「金融緩和」を直接的に担当する日銀トップの人事だけに、早くから正副総裁人事が取り沙汰されて来ましたが、具体名があがった事に市場がどう反応するか、注目です。

さて、今日から一週間の始まり…。

外は寒いけど、気合いを入れて頑張りましょう!!

 



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