事業再生の現場から

ミセス・ワタナベ

株式市場が活況を呈する中、日銀の金融緩和政策によって外国為替市場も取引が活発化しています。

外為証拠金取引(FX)の重要なキーパソンとしてここ数年注目を浴びているのが、標題の「ミセス・ワタナベ」です。

外為市場で活躍する日本人の個人投資家を指すんだそうです。

FXを活用して“財テク”に励み、中には億単位で利益をあげる個人投資家もいるそうですが、“財テク”なんて懐かしい言葉ですね、バブル期にはしょっちゅう“踊っていた”言葉でしたが。

外為証拠金取引は、証拠金(預け金)の25倍程度の取引ができるんだそうで、凄いレバレッジ(てこ)効果があります。

100万円の元手を持っていれば、2,500万円の相場が張れる訳ですからね。

1億円の取引をしたければ400万円の証拠金を用意すれば良いんです!(川平さんみたいっ!)

でも、レバレッジが効き過ぎて“分不相応”の取引から予想外の損失を被り、仲介会社の屋台骨を揺るがす事態に陥った事も、かつては耳にしたことが…。

まぁFXは、とにかく少額で莫大な利益(損失)を生む可能性のある「投資対象」である事は間違いないようです。

円が対ドルで、円安に動くか円高に動くか予想するだけと聞いてますしね。

株式相場に於いて、「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく…」と言う格言がありますが、現在の株式相場は「懐疑の中で…」辺りなのでしょうか? それとも…。

私は、基本的に「相場」というモノは、“ババ抜き”だと思っています。

みんなが“幸福感に包まれ”気持ちよくなっている時は、周りが見えなくなるもの…。

「この道はいつか来た道…」同じ轍は、踏みたくないですね(笑)。

ゆでガエルにならないようにしよーっとっ。

 

 

 

 



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