事業再生の現場から

400万社割れ

お早うございます。

生憎の曇り空ですが、今朝は宇都宮からスタートです。

朝刊に出ていましたが、昨年(2012年)2月時点での調査で日本の中小企業社数が、調査開始(1981年~)以来初めて400万社を割り込み、385万社だった事が分かったそうです。

同記事によると、上場企業等大企業を含めた全法人数のうち中小企業法人の占める割合は99.7%だそうで、法人数で言うと日本の場合、圧倒的に中小企業の数が多いことがわかります。

別の統計によれば、中小企業で働く労働者の割合は全労働人口の70%超という調査結果もあり、改めて思うに、中小企業の存在が社会全体に果たす役割が非常に大きいことが分かります。

書店に行くと、「起業」や「独立」などサラリーマンで無い生き方等々を応援・鼓舞する如く、その手の雑誌や書籍が目を引きますが、事業者や起業者がなかなか増えて行かない現実が数字で顕された感がします。

私達のような中小企業向のサービスを事業モデルとしている事業者にとっても死活問題…。

欧米並とは行かないまでも、意欲・能力がある「チャレンジャー」を如何に支援して行くか、政府だけでなく民間レベルでの知恵と工夫が必要です。

差し当って弊社にできることは、起業意欲のある経営者への「経営支援」と「投資」でしょうか。

事業意欲と知恵・工夫に満ちた「ビジネスモデル」なら大歓迎ですが…。

 

 



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