事業再生の現場から

M&A案件に発展するか!?

お早うございます。

本日は宇都宮からスタートです。

今日の題材は何にしようか?と考えましたが、今日は「戯言」や「趣味」じゃない「本業」に近いような内容を書こうと思います。

ブログへのアクセス数などを見ても、やはり「本業」絡みの方が“圧倒的に”喰いつきが良いようです(笑)

 

先日、都内某所で事業を行っている社長さんから、久し振りにメールが届きました。

この社長さんは弊社の元取引先で、事業再生を目指している中で「業態転換」を進め、現在は不動産管理業に転身した経緯があります、言わば弊社の「卒業生」とでも言いますか。

その社長から届いたメールですが、「私の友人がある産業廃棄物業者の経営に参加しないか、要は投資しないかという話なのだが、決算書を三期分持って来て相談に乗っている、参考意見を聞かせて貰えないだろうか」という内容でした。

 

産業廃棄物処理業者の名前を伺うと「聞いた事のある業者」です。

私が知っているのは、この業者が本業以外の事業に「投資」をして「大失敗だったのではないか」という、その道の噂を数年前に聞いていたからです。

明日都内でその社長に合うのに、事前にアウトラインを知っておこうと、さきほど8:30になるのを待って、問題(だったと思われる)の投資物件の登記簿謄本を確認してみました。

なるほど、噂は本当だったとみられます。

設備投資に協力して「融資」した銀行は、融資債権を某サービサー(特定目的会社=SPC)に売却、サービサーは物件を競売申し立てした後、国内某大手不動産業者に「任意売買」で物件を売却して債権を回収した形跡が残っていました。

 

今回都内の某社長から受けた相談は、副業を切り離した後の「本業」(産業廃棄物処理業)への「投資の是非」の検討です。

ただ「本業」が残っているとは言え、メイン行からサービサーに「債権譲渡」された会社です。

話としてはオモシロイと思いますが、「君子危うきに近寄らず」とも言います。

 

取り敢えず、明日どんな話になるのか…

投資前提の「デューデリ」(資産査定)にでもなれば、弊社も仕事となるのですが…

まずは情報を収集してと。



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