事業再生の現場から

干天に慈雨の設備資金融資!(^^)!

昨日10日、取引先某社から「銀行融資が無事実行されました!」と連絡をいただきました。

昨年末からメイン行を始めとする数行に、設備投資計画の妥当性を説明し資金支援を仰いで来たのですが、結局、既存取引行からは「前向き」な返事をいただくことができず、新規参入で本案件を呑みこんでくれた銀行さんにお世話になることになりました。

 

店舗展開を加速したい経営者と、支援の有無について明言を避けてきたメイン行との意思疎通の「齟齬」が、今回の「ドタバタ」設備投資資金調達劇を生む最大の要因だったのだと私は思っています。

この数年で店舗網や売上高を急激に伸ばしてきたA社に対しては、飲食系コンサルや不動産業者、または大型ショッピングモールを運営する事業所から(出店に関する)様々な提案が来ています。

中には立地条件が良く「儲けられそうな」案件もあれば、「これは!? 大丈夫か!?」と思わざるを得ないモノまで「玉石混合」のようです。

A社の財務は、急速な事業規模の拡大に伴いバランスシートが急拡大、銀行に対する返済やリース料支払だけで、1か月に数百万円の返済原資が必要な状態になっています。

 

当然資金繰りはキツくなって行きます。

同時に事業拡張に伴って発生したムダやムラが、会社全体の収益を抑える役割を果たしてしまい、数年前の効率よい筋肉質で高収益な体質から、やや脂身を背負った「成人病」が疑われる財務体質に変わりつつありました。

収益力の衰えが「減価償却費不足」となって、将来的な財務リスク発生が懸念され始めたのです。

 

まさにそのタイミングでの設備投資案件でしたが、当初はメイン行・担当者も「大丈夫、うちが資金繰りを支えます!」と大見得を切っていたのです。

私は端から心配していたのですが、このメイン行、担当者の転勤と同時に前言を翻し、最終的には「当行は支援できません!」という、実にカッコ悪い対応となってしまいました。

 

さて、そこからも「ドタバタ劇」は続いたのですが、最終的には良い銀行さんに巡り合うことができたと思います。

正直、現状の金融団ラインアップを見ても、きちんとメイン行として下位行を仕切る力量がメイン行には無いし、準メイン以下の取引行もいずれも中小規模で、A社の要望にきちんと向き合えるとも思われません。

終わり良ければ全て良し!

次は役に立たなかったメイン行取引をどうして行くか…ですね(笑)

 

 



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