事業再生の現場から

大型連休を前にして…嬉しくないニュースが、でも。

お早うございます。

明日からGWが始まるという事で、9連休が始まる人たちにとっては「今日を乗り切れば…♪」と“ワクワク・ウキウキ”の一日のスタートでしょうね。

弊社は暦通りで営業しますので、5/1日,2日の両日は、なるべく高速道路を使わないようにします。

過去幾度と無く、大渋滞に遭って難儀した事がありまして(>_<)

 

さて、連休を前に不穏なニュースが外電で入って来ました。

アメリカの1~3月期GDPが、市場予測を下回って前期比(年率換算)1.1%の成長率に止まったというニュースです。

個人消費は堅調のようですが、企業の設備投資調整や在庫積上げ増による生産力の減退が顕著になって来たとか。

コロナ対策での財政出動・金融緩和策から、金利引上げによる物価コントロール中の金融政策が徐々に実態経済に染み渡りつつある過程で起きている現象かと思います。

問題はアメリカで経済活動の減速がハッキリして来ると、日本経済への影響も甚大になって来るであろう事です。

 

国内自動車メーカーの生産見込みがコロナ前の水準に戻ることも報道されていますが、これは半導体等の基幹部品が”行き届き始めた事”が、要因としては大きいようです。

半導体は「産業のコメ」と言われますが、その産業を支える半導体の生産が過剰(後には生産調整による減産に続きます)になりそうという事で、有力な半導体製造装置メーカーは、既に2023年度の減収・減益見込みを想定して市場に発表しています。

このタイミングでの米国GDPの減速ですから、今後半年~1年以内に同国景気の後退観測が現実のモノとなり、それが日本国内に影響を及ぼす事になるのでは…心配です。

 

とは言え、足元は賃金アップやコロナ禍でのリベンジ消費性向もあり、大型連休を前にして「消費」に対して前向きな雰囲気がプンプンしています。

先の事は先の事として…

先ずは身近なところで、楽しまないのは「損」というもの、ですか(^^;

 

 

 



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