とうとう

この国もとうとう来るところまで来てしまったのか?


ここ数カ月、新聞紙上をにぎわしている郵便料金詐欺、

とうとう国家公務員にまで逮捕者が出てきた。

しかし、本来はもっと早くに出るべきではないだろうか?


この郵便詐欺、どう見ても「郵政省側」と「官庁側」に共犯者がいなければ成り立たない。

利用した側にはそれほどの悪意があったようにも見えず、

むしろ、詐欺の被害者的立場(経済的にはそうでもないだろうが)である。


最初に発覚した時点で、内部共犯者がいないと成立しないことは自明の理であるのに、

ようやく今になっての逮捕。

つまり最初から郵政と官庁とにメスが入っていれば、

制度悪用の被害者??は一遍に出てくるはず。

またこれほど時間が経過してからの逮捕では、

証拠の隠匿隠滅はし放題だろう。

最後は現場の担当者が「偽造」という形で逮捕されているが、

なんだかトカゲの尻尾のようでもある。


古今の映画や小説で「国家権力の闇」に挑み敗れた作品は数多い。

今回の事件もそんな終わり方を予感させるような気がする。


「巨悪は眠らず」

「悪いやつものよく眠る」(黒澤作品だったかな?)

そんな雰囲気がするのであるが・・・・




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