現在マイブームなのが北方謙三の「水滸伝」。

ご存知チョット前のベストセラーで、中世中国の物語。

(を北方氏が換骨堕胎して作り直した小説)
普段はまとまった時間が取れない長編もの、

この正月休みを利用して一気に読み進めている。


この小説のテーマなのだろう、

一貫して語られるのが「志」。

腐敗した国家を倒し新しい理想の国を作る、

最初はほんの小さな力が徐々に力を蓄え、

やがて時と人を得て実現へと向かっていく。

荒唐無稽は物語の中に、

熱くそして静かに燃える「漢(おとこ)」の志が綿々を綴られていく。


まだ読み始めて半分程度であるが、すっかり嵌っている。

それは歴史小説の、特に幕末もののそれに似て、

途中でやめられない面白さ。


時にその本は私に問いかける。

貴方は「志」をお持ちですか?


弊社には企業理念があり、

これは一種の共同体、組織体としての「志」である。

では、私自身には?

会社の理念を決めた時点でそれに頼り切り、案外持っていないのかも?


残り半分以下となってしまった人生、

もう一度越し方を考えさせられる一冊に出会った。





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