事業再生事例とお客様の声

- 製造業の事業再生事例一覧 -
業種
消費財製造業
事業規模
年商 6億円
従業員数
30名
資本金
2,400万円
業歴
44年
問題点
  • 特殊技術を持つ消費財メーカー。都内から工場移転する際、4億円を投資して新工場を設備、その後も増産のため設備投資を継続したが、数年を経ずしてリーマンショック、円高不況に見舞われ工場稼働率が激減した。
  • 売上急減時に、資金繰り支援策としてメイン銀行は貸出金のリスケ支援を実施。以降も業績は低空飛行が続き、金融支援が継続するも、赤字の累積で債務超過に転落。
  • 製品製造過程での電力使用量が大きく、自家消費用太陽光発電設備投資により、補助金活用しつつ原価削減を図り収益力向上を目指すも、リスケ中を理由に既存銀行からの支援が得られない状況が続く。
業種
建設用資材製造業
事業規模
年商 5億円
従業員数
28名
資本金
2,000万円
業歴
48年
問題点
  • 業歴古くバブル期に購入した不動産簿価が高く含み損失を抱えている。本業の収益性低く、製品値上げも遅れ、借入金利息が経営の重しメイン行の評価低く、クレジットラインを決められ毎月借換が発生する等資金繰り多忙。
  • 売掛金や在庫の一部にも不良資産があってバランスシートが重く、資金効率が非常に悪い。メイン行の借入金利も高止まり。
  • 金融債務が4億円を超えるが、不動産売却による損失確定を恐れ経営者に財務上のリストラ着手の勇気無し。
業種
機械部品製造業
事業規模
年商 2億円
従業員数
20名(パート含)
資本金
1,000万円
業歴
29年
問題点
  • 金融機関からの借入金は年商に相当、赤字が止まらず、仕入債務の支払も通常サイトから2か月遅れ、材料仕入にも事欠く状況
  • 消費税滞納、社会保険料の滞納金額が合計1,000万円を超え、滞納差押も予告
  • 売上金で固定費も賄えない状況が続き、資金繰り破綻の瀬戸際
業種
機械部品製造業
事業規模
年商 7億円
従業員数
28名
資本金
2,000万円
業歴
22年
問題点
  • 機械部品製造業で、メーカー製品のモデルチェンジ毎の金型投資やコストダウン目的の設備投資に莫大な資金を要する業態で、借入過多に陥っている。
  • リーマンショック後、巨額の赤字計上が続き「債務超過」に転落、連続赤字、リスケ実施で「破綻懸念先」に格付。
  • 取引銀行は政府系含め4行体制でX社の資金繰りを支えているが、リーマンショック後の売上急減時期に、全行リスケを実施、以降リスケ継続が続くが、リスケの出口が見えない状況。
  • リスケ当初は消費税や社保料が滞納していた(現在は完納)。
業種
機械部品製造業
事業規模
年商 6億円
従業員数
24名
資本金
1,000万円
業歴
17年
問題点
  • 特殊技術を持つ機械部品製造業者。大手企業との取引時に銀行の勧めもあって、3億円を投資して新工場を設備したが、数年を経ずしてリーマンショック、円高不況に見舞われ工場稼働率が激減した。
  • 売上急減時に、資金繰り支援策としてメイン銀行は貸出金のリスケ支援を実施。公的補助金を取り入れながら、人材や工場設備を維持して来たが、改善が遅々として進まず、手許資金も徐々に枯欠中、自己資本もリーマン後3年で債務超過に転落。
  • リスケ後、メイン行からの新規融資は全面的にストップ。他行もリスケ支援中であり、運転資金調達の目途が立たない中、損益改善が遅れ赤字が止まらず、メイン行からは、納得できる改善策を実行できなければ、リスケ支援停止も示唆されている。
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