事業再生の現場から

英断か? スルガ銀行不正融資が棒引き…

シェアハウス運営会社等に対する不正融資で揺れるスルガ銀行が、問題となった“職員の絡んだ”不正融資について、当該物件(土地建物)を債務者(借り入れた人)が銀行に引き渡す事を条件に、貸出金の免除を検討している事が報道されました。

銀行が融資金を「棒引き」するなんて、前代未聞です。

ただ今回のケースでは、報道で知る限りですが、スルガ銀行(元)職員側にも「顧客の属性情報改ざん」に積極的に関与していた等、責められるべき要因が多々あるようであり、現実問題として、同行から融資を受けてシェアハウスのオーナーとなった債務者から「集団提訴」があったりと、いずれ近い将来にはある程度の損失負担を銀行が負わざるを得ない「状況」はあったのでしょう。

さらに前期決算では、融資金の回収不能分を想定して「貸倒引当金」を積み増し大幅に赤字を計上した事もあって、これ以上の損失増があっても、少額で済みそうと言う経営陣の判断があるのかも知れません。

どの基準で「棒引き」徳政令により「助かる人」が決められるのか、それは今後詰めるのでしょうが、同行の2019年9月末時点でのシェアハウス向け融資残高は、凡そ2,000億円あるようです。

 

同行から借入をしてシェアハウスを購入した人は「万々歳」でしょう。

「不正融資」がまかり通る以前に物件を購入して運営が順調なオーナーは別ですが、「かぼちゃの馬車」等を運営していた会社では、運営を任されていた物件の入居率が、50%を割るという極端に稼働率・収益性の低い物件が大半だったとも言われていました。

老後の安定した生活やセカンドローンで豊かな人生を送りたいと、サラリーマン・自営業者とも(最近は若者にも多い気がしますが)不動産投資に熱い視線を送る人が増えている気がします。

私なんぞも聞かれる事が多いのが「不動産投資の話が来ているんですが、儲かりそうなんですよ。村上さん、どう思います?」この手の話です。

そんな時、必ず話すのが「不動産投資は“出口”を考えてやらないとダメだよ」って言う事です。

この話になると長くなるので止めますが、基本私は不動産投資はやりません。

私57歳、たぶん余命も20~25年でしょう。

煩わしい事は排除して、明るく楽しく生きないと(笑)

 

それにしても「借金棒引き」って、良い響きですねぇ♪

実現するとしたら「英断」ですよ(笑)



コメント

※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です