事業再生の現場から

政治も経済も”回天の春”となるのか

4年に一度の統一地方選挙の前半部分が終わりました。

栃木県は知事選挙が統一地方選とはズレているため知事選は無く、前半戦は県議会議員選挙に注目が集まりました。

選挙ですから、結果には「悲喜こもごも」がつき纏います。

今回も新人の躍進、ベテラン議員の粘り… 悲哀も

 

宇都宮・上三川選挙区では「日本維新の会」の女性候補がトップ当選を飾りました。

「このままで良いのですか?」選挙期間中に、候補者はこんなフレーズで選挙民に「現状維持」か「改革」かを問いかけていました。

関西・近畿地区の地域政党から「全国区」への党勢拡大を目論む本部の威勢を借って、北関東では初めて県政への進出になったという事です。

閉塞感漂う社会の「現状維持」か?

「やってみましょう!!やれば何かを変えられるかも知れない…」となれば、やはり選挙の勢い・選挙民の衆寡は、改革派側に軍配が上がりそうです。

政治の世界は少しだけ”回天の春”の臭いがしてきた、そんな風に思いました。

 

さて、先週、日銀トップも交代となりました。

2期10年続いた黒田総裁を後を受けた植田日銀総裁が、どのような金融政策を選択するのか。

市場は固唾をのんで見守っている処ですが、前任が続けて来た「超緩和政策」を何処でどういう風に変化を付けて行くのか。

超金融緩和の終焉=金利の上昇をもたらすものと見ていますから、中小企業経営へのインパクトは大きなものになろうと思います。

こちらも”回天の春”となるのか、注目です。

 



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