事業再生の現場から

美しい取組

お早うございます。

昨日午後の雷雨には参りましたが、どうやらお蔭で熱せられていた列島の空気感が一掃されたようです。

今朝も珍しく散歩して来ましたが、昨日と比べて明らかに気温が下がったようで、清々しい気持ちになりました!(^^)!

 

大相撲7月(名古屋)場所は、昨日、横綱・白鵬関の通算30回目の優勝で幕を閉じましたが、千秋楽で12勝目を挙げた関脇・豪栄道関の大関昇進も「確実」ということで、このお二人にとっては最高の一日になった事だと思います。

白鵬関のモタツキで久し振りに「楽日決着」となった昨日の取組でしたが、その中でも豪栄道関と大関・琴奨菊関との「人生を懸けた」一戦は見ものでした。

千秋楽まで2敗と白鵬関と勝ち星で並ぶ琴奨菊関、勝てば本人初の幕の内最高優勝者に。

もちろん久々の日本人優勝力士の誕生です。

一方、取組前から「千秋楽に勝って12勝を挙げれば場所後に大関昇進を推挙する」と審判部長からの“お墨付き”が出ていた豪栄道関。

勝てば「大関」ですから、力が入らない訳がありません。

こうして両力士ともモチベーションが最高極度に充実した状態での対決となった一戦でしたが、私は「立ち合いに変化しないで!!」と思い、ハラハラしながらTVを観ていました。

私としてはどちらの力士が勝っても良かったのですが、勝負(結果)を優先するあまり、「勝てば良いんだろ」的な後味の悪い相撲内容になるのが嫌だったのです。

でも、それは杞憂に終わりました!(^^)!

立ち合い頭からぶつかり合い(ホントのガチンコってこういうことなんでしょう)、力勝負の末、豪栄道関が渾身の寄りをみせての見事な勝利でした。

琴奨菊関も立ち合いで鼻血が出る程打撃があったようでしたが、真っ向勝負、素晴らしかったです。

「カド番」で今場所に臨み、10勝を超えたあたりから「なんだい、やっぱりシナリオ通りかい」と、私は少し斜(はす)に構えて大関を観ていたのですが、自分が恥ずかしいくらいの清々しく実に「美しい取組」だったと思います。

 

エジプト出身・大砂嵐関の活躍や学生横綱出身・遠藤関の話題もさることながら、所々に魅せる「取組」あり。

大相撲人気は、まだまだ続きそうですね!

 

 

 



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