事業再生の現場から

だって貴方の銀行以外頼れる処は無いでしょうが?

おはようございます。

久しぶりに「仕事のこと」を書きます。

昨日の話なので、話としては「ホッカホカ」の事案です。

メイン行、と云うか取引先Aにとっては唯一の民間取引行なのですが…

 

前泊で(東北新幹線の遅延の影響もなく)都内の取引先A社に早朝出向き、10時過ぎに来社するA社唯一の取引銀行B行担当者の来訪に備えていました。

A社は自動車部品等を切削製作する中小企業で、数年前、当時の取引銀行数行分の借入金合計4.5億円をB行に一括肩代わりして貰った経緯から、現在の取引金融機関は民間がA行のみ1行、あとはコロナ融資で取引を始めた政策金融公庫という金融ラインナップで現在に至っています。

肩代わり後、コロナ禍の発生によりセーフティーネット融資が増え、肩代わり融資そのものも「リスケ支援」を受けた事で、A社は「経営改善計画」を策定、今はB行・公庫とのシェア割り返済を進め、B行に対して四半期毎には「経営改善状況の報告」をしてモニタリングを受けている状況にあります。

最近防衛関連企業から総額「1,000万円」を超える受注があって納品・検収まで進んだのですが、回収までに掛かるサイト(期日)が「検収後120日」と長く影響が資金繰りに与える影響が大きいことから、私の発想で「とりあえずリスケ中ですが、モニタリングを受けている事もあり、一行取引なのは先方も承知なので、返済原資を特定した短期の取り組みで運転資金を申し込んでみましょうか?」との思惑で、B行担当者とのアポを取り付け面談に備えていたのでした。

 

面談の結果は「支店に帰って本部とも相談してみる」との予想通りの回答…

総体としては「新規融資」を渋るような態度に終始していました…

予想外だったのは「リスケ中なので、原則新規融資の受付さえできない」「返済原資を特定していて支払先(請求先)はF社(たぶん誰でも知っている電機大手)と大手だが当行のリスクも相応のモノであり金利は4.0~5.0%をいただく事になるだろう。短期取扱い(4か月)なので金利支払も大した事ないでしょ?」という事でした。

社長と担当者の応酬を当初は黙って聞いていた私でしたが、(またまた)コンバットマーチが(笑)…

「リスケ中ですが、当社の年間約弁額は年間約1,000万円、つまり今期は資金繰りが苦しい中で約束のシェア割り返済を進めてきた結果1,000万円が不足しそうなので、上場企業のF社売掛金が回収できるまでのつなぎ資金をお願いしているのですが、それを渋られると我々としても次年度の約定弁済について(減額)も検討せざるを得なくなる。唯一の金融機関でありモニタリングで当社の事情を一番良く理解して貰っていると思われるB行さんの態度がそんなでは…」

「だって貴方の銀行以外、頼れる処はないでしょうが? そんな覚悟も無くて肩代わり融資を提案したんですか?」

他にも、言いたいことは山ほどあったのですが…(笑)

こんな感じの日々です。あーっ花粉症がつらい



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