事業再生の現場から

思わぬ需要!!

6月に施行された改正道路交通法の影響で、雨合羽が大売れしているそうです。(新聞に載っていた記事です)

自転車の「傘さし運転」は違法行為で、警察官からの注意・摘発が続くと、「有料」講座を受講しなければならなくなるようで、この暑い夏の最中、ネット販売や店頭でも自転車利用時に使うと見られる雨合羽が売れに売れ、東急ハンズの某店では6月が昨年の1.6倍、7月は同2.2倍も売れたとのことです。

道路交通法の改正が思わぬ需要を生み出したとの話ですが、「風が吹くと桶屋が儲かる」的な話は、世の中至る所にあるものだと、感心してしまいます(笑)

 

「風が吹くと」と言えば、先日芥川賞の受賞が決まった又吉直樹氏の本業は、今のところお笑い芸人です。

綾部祐二氏とピースというコンビを組んで芸能活動に勤しんで来ました。

茨城県出身の家内は「もともとピースは綾部(茨城県出身)が工場芸人でブレイクしてTVに出して貰えるようになったんだから、綾部が功労者なんだよ」と、同郷の芸人のこれまでの健闘を称え、気遣っています(笑)

ところがいつの頃からか、コンビでは「文学青年」「読書好き芸人」又吉が売れ始め、ついに「芥川賞作家」の肩書を得てからは、出版数は累計200万部を超え、ベストセラー作家・又吉直樹の「相方」という立場になってしまいました。

でも「注目されてなんぼ」の芸能界、早くも「格差コンビ」として笑いのネタを提供し、コバンザメのように相方・又吉氏に引っ付いて生きて行くと商魂たくましく語っているそうです。

実際に又吉氏の芥川賞受賞後、「格差コンビ」扱いでTV局に呼ばれる事案も増えているそうですから、綾部氏にとっては「思わぬ需要」ということになっているのでしょう。

世の中、何が奏功するか分かりません。

「風が吹くと桶屋が儲かる」とは、良く言ったものです(笑)

 



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