事業再生の現場から

安全保障関連法案反対運動に思う

曇天の週明けとなりました。と言うより今日も午後から雨の予報ですか…。

8月も今日で終わり…、今朝出勤途中で小学生の登校列を見かけましたが、早くも今日から学校なのでしょうか???

最近は「二学期制」や何やらで、8/31が必ずしも夏休み最終日とは限らないようです。

子供の頃は9/1が嫌で嫌で仕方なかったのを思い出します(笑)

いずれにしても8月は今日でお終い!! 明日からは9月入りです!!

 

夏休み最後の日曜日となった昨日、国会議事堂前を始め全国各地で、「安全保障関連法案」に反対する人達のデモが行われたことが報じられています。

今までも同法案に反対する学生団体などの活動は活発に続いていたようですが、昨日は10数万人の人達が集まって各地で「法案反対」「安倍内閣退陣」を叫んでいたそうですですから、法案に反対する人々の数は増加しているということなのでしょうか。

それとも、羊のように大人しかった市民の一部が「さすがにこれは…」と、数十年ぶりに立ち上がろうとしている前兆なのでしょうか。

 

憲法を研究する学者の大半が、集団的自衛権行使を「違憲」と判断する中、安倍政権は同法案を国会に提出、既に衆議院では可決され決着を見ています。

参議院で仮に否決されても、下院優越の原則があり与党が衆議院の2/3以上を占める現状で、同法案の成立を阻止するのは現実的には厳しい中、此処に来て「法案成立を阻止する」と各地に集い始めた人々を動かしているエネルギーとは一体何なのでしょう。

「戦争をしたくない」「戦争に行きたくない」、誰でもそう思います。

ただ自ら能動的に戦闘を望まなくても、争いに巻き込まれることはある訳で…。

そういうのは「個別自衛権」の範囲というのかも知れませんが…。

 

しかし「安保闘争」というのは、’60年、’70年に学生運動で盛り上がったと聞いてはいますが、たぶんそれ以来のことでしょうか、こんなに政策反対の声がデモにまで発展するのは…。

’60年安保闘争では、安倍総理の祖父・故岸信介総理が責任を取って退陣したのだと思います。

株式相場の乱高下などの経済のもたつきや地方の地盤沈下、少子化・貧困層の拡大など社会問題の解決に妙手が無い中、ここで安保法制でも傷つく安部政権。

自民党総裁選挙では無投票再選が濃厚らしいのですが、来年の国政選挙(参議院選)で国民の審判は、どうでるのでしょうか?

 

 



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