事業再生の現場から

ノーベル賞

ノーベル医学・生理学賞に選出された京都大学山中教授の授賞式の模様がTVで紹介されています。

iPS細胞と言うのでしょうか、マウスの細胞から臓器再生とかにも可能な万能細胞を創り出す事に世界で初めて成功したんだそうです。

凄いですよね。 因みに山中教授(一時U字工事の益子クンに似てるって言われていたようですが)、50歳。

日本中、いや世界中の期待を背負って一心不乱の研究生活が続く…。

一方、私50歳…。 うーんっ? 止めておきましょう(汗っ。

日本中がノーベル賞受賞式の様子を見て、自分の事のように「誇らしく」思う時。

はて? 日本では日本人の受賞があると「ノーベル週間が来た!」みたいにマスコミは大騒ぎするけど、現地での扱いはどうなんだろう? なーんてつまらない事を考えてしまいました。

幸い取引先の社長さんの娘さんが、一家でスウェーデンに駐在していた事を以前聞いていたので、先日お邪魔したついでに聞いてみました。

「ノーベル賞の授賞式って、日本では大騒ぎするけど、現地の人はどうなんですか? 報道の扱いとかは?」

すると、「TVで放送しても基本的に言葉が良く分からないし、もちろん日本ほど熱狂的に報道なんてしないですよ。だって、日本に居て初めて授賞式の後の晩さん会のメニューとか知ったんですもの(笑)、日本のマスコミくらいじゃないんですか?ここまで報道するのって。」とのお言葉。

「でも言葉が通じなくてもスウェーデン人って、とっても親切。そういう所は日本人の感覚に近いみたい。フランスとは大違い!」

なんでもフランスの人々は「自分達が世界一」との自負心が強く、日本人にはなかなか住み難い処なんだそうです。(私はどちらも経験がないので経験者のお言葉をそのまま受け取っちゃいますが)

日本中を熱狂させた今回の山中教授のノーベル賞受賞。マスコミの取り上げ方の内外差はあるけれど山中教授の偉業に違いはありません。

私達は勇気と感動を頂きました。 有難うございました。

世界基準で活躍される日本人が次々に顕れる事を期待したいと思います。



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