事業再生の現場から

地銀の瀬戸際・メガバンクの憂鬱

お早うございます。

本日は宇都宮からスタートです。

表題に釣られ、週刊ダイヤモンド(5/31号)を買ってしまいました。

毎度のテーマで恐縮且つ既に目を通された方からは、「また同じようなテーマかいな」的感想が出されてしまいそうですが、折角ダイヤモンド誌が取り上げて下さった企画です、ブログのテーマとして乗っかりたいと思います(笑)

今回は、内容は後にして、記者の編集後記から…。

以下同誌から抜粋させていただきます。

 

「銀行を担当する前、2月決算が多いとある“情熱と勢いの業界”を担当していた私は、地銀界を回ってみて、それは驚きました。構造不況に陥っているにもかかわらず、再編をめぐる動きがあまりに少なかったからです。動かないどころか、「いかに地銀に再編がなじまないか」を得々と語ります。「再編して名を上げたい」欲望よりも、「何事もなく平和に終わりたい」気持ちが勝つー。地銀界とはそんな業界のようです。金融庁が本気で再編を促し始めた今、彼らはどんな手を打っていくのでしょう。「減点主義の究極の勝ち残りが役員になるんだから腰が重くて当たり前だよ」。ある地銀幹部の自嘲の言葉が頭の中をグルグル回ります。」(新井)

再編へと追い立てられる地銀の現状を取材するため、各行を回った新井記者の感想です。

銀行のカラーによって多少の違いはあっても、地銀幹部の考え方は新井記者が感じた通りだと思います。

主として1つの地域にへばりつく地銀は、封建時代の小領主(中には大名クラスもありますが)と同じような立場にいると言っても良いと思います。

領民から年貢米を徴収するように、地盤とする地域の住民・企業から利益を得ているのですから。

 

次回から、「瀬戸際」と判断した同誌の内容を紹介したいと思います。

今日は、此処まで!(^^)!

 

 



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