お早うございます。
久しぶりに投稿します。
「金利の引き上げは10月に…!?」は、ならないようです。
先週末の自民党総裁選で、金融緩和・積極財政の高市氏が次期総裁に決定したためです。
財政規律を重視すると思われた小泉候補が敗退した事で、株式市場は「金融引き締め」が遠ざかったと読み、今朝の東京株市市場は1,800円を超える値上がりを見せつつも、銀行株は一斉に下落して取引が始まりました。
業界トップの三菱UFJ銀行株は、対前日比一時3%を超える値下がりを見せましたが、少しずつ値を戻しているようです。
でも「金利の引き上げ」を想定して夏前から徐々に下値を切り上げてきた銀行株ですから、高市氏の首相就任がほぼ既定路線となった事で、トレンドの修正を市場は見ているのかも知れませんね。
一方、金融機関による「金利の引き上げ=金融引き締め」が遠のいたという見方が拡がったため、多くの業種で株が値上がりしています。
金融・財政政策や日銀の判断がどうなるか誰も100%見通せる訳では無いので、実際の政策がどうなるのか?はこれからの展開になりますが、事前の報道によって「小泉優勢・高市劣勢」が伝えられていただけに、株式市場では驚きをもって反応している状況のようです。
高市氏が就任演説で熱く語ったように「働いて働いて働いて働いて…」国会議員のセンセイ方には、是非国民のために一所懸命働いて、しかも結果を残して貰いたいものです。
日本は国土も狭く天然資源にも乏しく、世界と伍していくための資源は人材しかありません。
それが世界基準だという美名の下に「勤労の美徳」を蔑ろにしてきた感が否めません(と、私は思います)
頭の良い人は頭を使い、体の強い人は体を使い、汗をかきながら働いて働くしか無いと思うのは私が老人だからか(笑)
私の気持ちはともかく、既定路線と思われた銀行金利の引き上げが少し先に延びそうになって来た事、中小企業にとっては「朗報」です。
引き続き賃金や物価は上がると思われますが、時間のある間に「経営体力」を強固にしていく事、これが中小企業の生きる道でしょう。
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