公明党に「連立離脱」と云う肘打ちを喰らい、一時は「政権交代の可能性」も指摘されましたが、一昨日、自民党を中心とした初の女性総理大臣が組閣を終え、日本国の舵取りを行う事になりました。
かつて「経済一流、政治三流」とまで言われた日本ですが、憲政史上初(古代日本史は別として)、広く国民に参政権が認められてから初めて、女性リーダーに国政の権が委ねられたのです。
他国に比較して女性の社会進出が大幅に遅れ、事ある毎に「女性登用後進国」と揶揄されて来た我が国ですが、遂に女性の総理大臣を誕生させました。
共同通信社による内閣支持率では、64%を超える支持を集めた高市総理。
まずは国民の温かい目が新政権に注がれている…そんな様相です。
ただ物価高対策を始めとして、国民が政治で解決して貰いたいことは山積しています。
内政では、ガソリン税の税率引き下げや減税をどうするのか?
少数与党でスタートした国会対策も、ひとつ間違えばまた大変な事になり兼ねません。
外交もトランプ米大統領が今月末にも来日するとの事で、その対応も大事な仕事になるのでしょう。
「総理の椅子」の座りこごちを楽しんでいる暇もなく、様々な会合やミーティングで忙殺され、高市新総理は暫く「働いて、働いて、働いて、働いて、働きぬく」そういう事にならざるを得ないものと思われます。
ご自身の積年の希望が成就したからには、是非多くの国民が、豊かで安心した暮らしができるような未来へ引っ張って行ってほしいと思います。
高市総理が尊敬する英国マーガレット・サッチャー元首相は「鉄の女」の異名で知られていました。
果たして新総理が実力を発揮した頃、どんな愛称・異名が着くのか、そんな時間もなく短命政権になるのか、「一寸先は闇」と言われる政治の世界ですからね、今後の動向に注目です。
コメント
※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。