事業再生の現場から

太陽光発電バブル⑧

今日も田舎道を走って参りました(汗っ)

無論愛車ノートくんですが、狭い車内は、お客さんのとこで30分も話し込むと「灼熱地獄」のような気温にまで上昇、その度に窓を全開にして走行します。そのせいか、お陰様で私の右腕はこんがりと「小麦色」どころか、「こげ茶色」くらいまで焼けあがってきています。この先「ウナギのかば焼き」くらいまで焦げて行くのでしょうか(笑)

さて、話題の太陽光発電ですが、道路脇の山林や草地などを伐採・抜根したり造成したりする工事現場が、此処に来て「急増」しているような気がします。

田舎道を走っていると、一日に3~4か所は「あっ、あそこも太陽光発電の開発だぁ」と思うような工事現場に出くわします。

まさに、此処栃木県は「太陽光バブル」真っ盛りの感があります。

そんな感想を取引先でいつもお世話になっている「Nちゃん」に話していたら、「太陽光発電が儲かるって簡単に始めると後でとんでもない事になるかも知れませんよぉ」と、以外にも慎重なご意見(卓見ですな)が…。

彼が言うには、「固定資産税評価の安い山林や雑種地を太陽光発電所用地に用途変更すると相続税支払が大変な事になる」と言うことらしいのです。

つまり「ばかみたいに安い」山林等の評価が、太陽光発電所用地として整地・整備されることで「宅地並み課税」とされ、それが所有者が被相続人になる時、安価で相続税なんかの対象になる筈のなかった寒村の山林を「宝の山」(税務署にとって)にし兼ねないとの指摘です。

一山幾らの土地が、㎡単価〇〇千円となることを想像してみてください。

空恐ろしいことになると思いませんか?

賢人Nちゃん、私はそれを聞いて「太陽光儲かるみたいですね!」とオーナーさんに話を向けるのを止めました。

Nちゃんの懸念が現実のものになるのかは、もう少し経過を見てみないと分からないですが、「旨い話には…」とならないよう慎重な吟味が必要ということでしょうかね。

 

 



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