事業再生の現場から

週休3日制なる働き方

お早うございます。

2日サボり(((^^;)、久々にブログを更新します。

ユニクロを展開するファーストリティティング社が、国内一部の社員に向けて「週休3日制」を提案する準備を進めていると、ニュースが報じました。

週間労働時間40時間(従来8時間/日労働を10時間/日に変更)を維持するため、給与水準は従来と変わらず、休日・余暇を子育てや勉強、趣味などに充てることができるという触れ込みで、「働き方の多様化」の選択肢を求める社員に配慮した改善策なのだそうです。

「改善策」と言えば、何か問題があるからこその「改善策」なんだと思うのですが、続くニュース解説を聞いて納得。

09年に採用された同社の正社員の5割は、入社後3年以内に退職しているそうです。

これは凄い数字だと思います。

新入社員の半数が3年持たずに退職する職場って…。いったいどんな働き方、人材育成を行っているのでしょう???

このような実態があるのであれば、週休3日制など「斬新な」提案も、うなづけないことはありません。

むしろ何でもっと早くやらなかったの?と言われても…

 

最近では私達が出向く金融機関の担当者からも、入社間もない若手社員への対応の難しさを嘆く声が聞こえてきます。

弊社は学卒新入社員を迎えたことがないので、イマイチその感覚がないのですが、企業の現場で若手社員を預かって仕事をしている先輩たちにとっては、その人材育成が結構なストレスになっているとも聞きます。

ファースト社で始まる「週休3日制」なる働き方に追随する企業が出て来るのか、若者の労働意欲や求職動向がそれによって変わって行くのか、ちょっと気になるニュースでした。

 



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