事業再生の現場から

国際化で百花繚乱のスポーツ界

平昌冬季五輪と続くパラリンピックが終わりました。

ウィンタースポーツもスピードスケートやノルディック複合競技などが次々にシーズンを終えたようで、各分野での日本人選手の活躍が報道されています。

例えばオリンピックでも活躍した高木(美)選手のW杯総合優勝とか。

そうしたら、女子テニスでは、全豪・全英など四大大会に次ぐグレードだと言われる国際大会(BNPパリバ)で、大坂なおみ選手が、ツアー初優勝を飾ったとの報道が入って来ました。

豪快なサーブと強烈なショットを武器とする「大器」大坂選手が、「メジャー」と称される四大大会に次ぐ位置づけの大会を制したことで、否が応にも「日本人によるメジャー制覇」の夢が膨らんで来ます。

大坂選手は、ハイチ国籍の父と日本人の母を持つハーフのようですが、日本で生まれ、6歳まで日本に住んでいたということです。(その割にたどたどしい日本語をしゃべるのがまた愛らしいのですが(笑))

男子テニスの錦織選手、男子ゴルフの松山選手に続き、「もしや…メジャーも」と思わせてくれる選手の台頭が続きますが、とても嬉しいことです。

 

昨年は、陸上男子100m走で桐生選手が初の9秒台を記録しましたが、今年はこれに続いて10秒を切りそうな実力を秘めた選手の台頭も期待されています。

その筆頭に挙げられているのが、海外留学中のハキーム・サニブラウン選手ですし、ケンブリッジ飛鳥選手ももう一段の活躍が期待できそうです。

女子バスケットボールでは、ガーナから帰化して日本国籍を取得した馬瓜姉妹が社会人となって更に活躍しそうですし、女子バレーボールでは中国から帰化した188cmの松本亜弥華選手が、日本代表の「救世主」と言われているそうです。

 

スポーツ界で活躍する選手達の「国際化」が、一段と進んできたように思います。

親の世代の国際交流が身近なものとなり、日本人の父や母を持つ子供達が増えていることもそうでしょうし、大人になった選手が自分の意思で日本国籍を取得してくれているからでもあるでしょう。

 

少子高齢化で将来に向けての心配ばかり先に立ってしまいがちですが、外国からやって来る人々に、私達のDNAにしみ込んだ生来の優しい心根で接することで、案外、楽しい未来が待っているのかも知れません。

明るい希望に満ちた未来を創り出すのも、私達の心構えひとつと言うことですかね。

 

 

 

 



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