お早うございます。
8月も、はや月末を迎えることになりました。
盛夏も過ぎて朝夕は少しずつ涼しく過ごし易くなって来ましたが、日の出は遅く日の入りは早くなり、何とも侘しい限りです。
侘しいと言えば…
昨日は飲食業を営む社長さんと面談する機会がありました。
社長さん曰く「昨日(28日)ちょっとショックな事があって…」
話を促すと…
「実は昨日、営業企画の子(女性スタッフ)二人を連れて〇〇店のお客様の入り(状況)を確認しに行ったんだけど…。お店からの帰り際に〇〇店の郵便受けがいっぱいになっていて…ポスティングされたチラシなんかが溢れていてね、あまり気持ちの良いモノじゃないでしょ。それを見てうちのスタッフの子が“ウケるぅ~”ってゲラゲラ笑っているのよ。自分で片づける事もせず、お店のスタッフに掃除を指示する事もなく…。私、それが凄いショックだったのね」
飲食店を経営する社長さんは女性です。
女性ならではの“気づき”と“きめ細やかな顧客サービス”を「売り」にして事業を成長させている社長さんからすると、女性スタッフの言動がどうにも気に入らなかったようです。
「それだけじゃないのよ、これじゃあ不味いなっと思って、本社に戻ってから本人を呼んで“あの時はこうして欲しかった”と忘れないうちにと思って指導したのね。そうしたら何んて言ったと思います? “そう言われると思っていました”でスミマセンでも無ければ直しますでもないのよ、私呆れちゃって…」
「私それでガッカリしちゃってねえ?」
家庭や学校で身に着けられなかった礼儀や躾は、残念ながら「雇用主」が引き継いで地道に指導を続けるしか無いようです。
そういう私なんかも、就職した新人時代は職場の先輩達から「落ちているゴミは拾う」「役席(支店長代理)に呼ばれて帰席する時は手ぶらで戻らない(代理の机にある検印済の書類を次へ持って行く)」等、要は「見て見ぬふりはしない」「当事者意識をもって業務に当たる」事を仕込まれた口です。
偉そうな事を言える立場にはありません(笑)
女性社長の嘆きは理解できますが、そういうスタッフを「一騎当千」の人材に育てる事で企業としての「競争力」が増すのなら、それは「人材育成」に真剣に取り組まないとイケないのです。
「鬼軍曹」的な教育係に適した人材でも居ればねぇ。
昔の銀行には「お局さま」的なお姉さま達がいっぱいいらして女性陣は大変だったようですが、お蔭で鍛えられ、その後の幸せな人生を送る転機になったと、懐述するOB.OGの声を聞いたことがあります。
人材確保に人材育成…
企業の永遠のテーマですね。
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