事業再生の現場から

給食費の滞納問題

モラルの問題と一言で言って良いモノかどうか迷いますが…

全国的に「給食費を滞納」している家庭が増えている、という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

昨日ネット記事を見ていたら、埼玉県・北本市の取組が取り上げられていました。

「給食費3か月滞納で給食停止」を当該家庭に通知したところ、90%以上の家庭が「支払います」と意思表示をしたそうです。

んっ?

支払えるのに、何で払わん??

 

北本市内の中学校4校で3か月以上給食費を滞納している家庭は43世帯だそうですが、その中には生活保護世帯などは入っていないのだそうです。

義務教育の給食費は誰が負担する?

受益者負担との考え方であれば、児童・生徒の保護者が負担者であるべきでしょうが、保護者の中には色々な考え方もあるのだと思います。

教育の義務が国にあるなら、学校で掛る食費も国が負担せよ!!とかでしょうか。

ただ教育の義務は、国ではなくて国民にあるというのが、素直な読み方なのでしょうか…。

おカネがあるのに「給食費は払わん」と主張する家庭には、それなりの理論があるのだと思いますが、「郷に入っては郷に従え」という言葉もありますし、人間力の弱い私などは、すぐ体制に捲かれてしまいます(笑)

ただ負担の公平性を考えれば、皆が同じように負担(支え合って)して事業を行うのだとしたら、やはり自己主張はともかく、相応の義務は果たさなければならないのではないでしょうかね。

凡人(私)は、そう思います。

 

 



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