事業再生の現場から

商道(サンド)

期待していたソニーのプレステ4効果も及ばず、朝高で始まった昨日のソニー株価は、結局前日割れの水準で引けてしまいました。

世の中上手く行かない…。

外国人の“押し目買い意欲が高く25日移動線は堅い”とか新聞で言ってる割に、此処のところ日経平均株価も軟調気味です(ToT)

標題は、私が今熱中して見ている「韓流ドラマ」のタイトルです。

李朝朝鮮時代、通訳官を目指していた主人公が、ある事件をきっかけに「商人」を目指し、人として成長して行くストーリーです。

数々の苦難や試練(ライバルの妨害や敵愾心)に耐え、知恵と機知を武器に“人の和”を大切に“浮利”を追わず、「商道(サンド)」を極めて行く主人公を応援したくなる番組なのです。

日本で言うと、豊臣秀吉が“藤吉郎”だった頃の立身出世物語に近い感覚で観られるかも知れませんね。

私、“秀吉”の活躍を描いた「太閤記」(司馬遼太郎著)とか大好きですから。

ライバル商店が仕掛ける“罠”に苦しみながらも、周りの人達の暖かい励ましに支えられながら、何とか打開策を見つけ、諦めずに最後まで自分の信念を貫き通す主人公「林尚沃(イム・サンオク)」は、当たり前ですが商人として大成功を収め、官僚や庶民等、身分の垣根を超えて人々から慕われたそうです。

目先の利益の為なら、不正や不法行為も辞さないライバル商店に対して、“フェア・トレード”に徹した主人公の「信義」を、世間はちゃーんと見ていたということなんでしょうね。

うーん、恐るべし「林尚沃」。

主人公は、「商道とは利益を残すに非ず、人を残すのだ」を座右の銘にしていたそうです。

「言うは易く、行うは難し」ですが、毎日心洗われる思いでドラマを楽しんでいるのです。

ソニーがなんだ!(でも頑張れSony! ☜ 秘かに応援してるよ♪)

 

 



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